勢いを増すSHARPのAQUOSシリーズ。そんなSHARPスマホのとある宣言が他社競合製品に対しての強みであると私は思います。
それは「OSバージョンアップ」です。ここ最近のSHARPスマホは「発売日から2年間、最大2回のOSバージョンアップに対応」を宣言しています。
例えば、先日発表された「AQUOS R2」でもこの宣言がされています。
他にもAQUOS R(docomo版、au版、SoftBank版)、AQUOS sense(docomo版、au版、lite SIMフリー版)、AQUOS R compact(au版、SoftBank版、SIMフリー版)で同様の宣言がされています。
2年間というアップデートの「期間を保証する」ことと「期間を保証しない」ことでは製品の魅力はとても違うと思います。
最近のキャリア発売やSIMフリー市場のAndroidスマートフォンは、数年前のそれらとは傾向が変わりだいぶアップデートに対して積極的になったと思います。最新端末だけではなく過去に発売した製品に対してもアップデートを行うようになりました。
しかし、アップデートを行う期間や頻度を宣言することは特にはありません。悪い言い方をすればキャリアやメーカーの気まぐれでアップデートがなされます。
ところが、なんとSHARPは「2年間」という明確な期間を宣言しています。
「気まぐれ」と「2年間」、どちらが魅力的でしょうか?もちろん「2年間」の方ですよね。
繰り返しになりますが、最近のキャリアやメーカーの姿勢はアップデートに対して積極的なので、人によってはそれほど気にするべきではない事項かもしれません。しかし私の考えとしては期間を明確にしてアップデートを行うことはその製品の強みであり魅力であると思います。競合製品が持ってない要素だからです。
ちなみにSHARPのAQUOSに対してだけのお知らせのページ▼
で「アップデート」の単語が合致した数を調べてみました。そしたら
2018年(投稿時まで):42件
2017年:86件
2016年:53件
2015年:33件
でした。2015年と2016年の差は20件に対して、2016年と2017年の差は33件でした。年が経つほど新製品が増え、これに対してもアップデートをするので件数が増えることは自然なことですが、今の時点で2015年の33件を超えています。(「配信再開」なども含んでるのでこの統計はガバガバなんですけどね)
以上、SHARPはスマホに対してアップデートにも積極的な姿勢を示しているんだなと思った話でした。